こんにちは。
今日は覚えておくべきファイル操作の基本のサンプルを書きます。
ファイル操作のモジュール
ファイル操作を行う上で、一番最初にやらなければいけないことは
File System の読み込みです。
ファイル操作の処理を書く前に以下を記載してください。
var fs = require('fs');
以降のサンプルでは、この fs を使用していきます。
指定されたパス内のファイルを取得する
使用するのは readdir です。
サンプルでは、同じ階層にあるファイルを取得して出力します。
第1引数には読み込む場所、
第2引数はコールバックで取得できたファイル名が配列で返ってきます。
fs.readdir('./', function(err, files){ if (err) { throw err; } console.log(files); });
ファイルの存在チェック
使用するのは statSync です。
引数には探したいファイルを指定してください。
var filePath = './test.txt'; try { fs.statSync(filePath); console.log('存在します。'); } catch(err) { console.log('存在しません。'); }
ファイルの読み込み
使用するのは readFileSync です。
第1引数に指定するファイル、第2引数にエンコーディングを指定します。
var filePath = './test.txt'; try { var msg = fs.readFileSync(filePath, 'utf8'); console.log('読み込めました。'); console.log(msg); } catch(err) { console.log('読み込めませんでした。'); }
ファイルの作成・書き込み(上書き)
ファイルの書き込みには2種類あります。上書きと、追加です。
まず最初に上書きから。これは完全に上書きしちゃいます。
新規に作成するときとかにいいですね。
指定したファイルが存在しない場合は作成してから書き込むからです。
第1引数に指定するファイル、第2引数に書き込むテキスト、
第3引数にエンコーディングを指定します。
使用するのは writeFileSync です。
var filePath = './test.txt'; try { fs.writeFileSync(filePath, '\nファイルへの書き込み。', 'utf8'); console.log('書き込めました。'); } catch(err) { console.log('書き込めませんでした。'); }
ファイルの書き込み(追記)
次は追加の書き込みです。
末尾に指定したテキストを書き込みます。
使用するのは appendFileSync です。
引数はwriteFileSyncと同様です。
var filePath = './test.txt'; try { fs.appendFileSync(filePath, '\nファイルへの追記。', 'utf8'); console.log('追記しました。'); } catch(err) { console.log('追記できませんでした。'); }
ファイルの削除
最後に、ファイルの削除です。
使用するのは unlinkSync です。
引数には削除したいファイルを指定してください。
var filePath = './test.txt'; try { fs.unlinkSync(filePath); console.log('削除できました。'); } catch(err) { console.log('削除できませんでした。'); }
どうでしたか?
以上が今回のファイル操作の基本した。