こんにちは。
本日は、Dockerのネットワークについてのメモです。
概要
コンテナ間で通信ができるようにしたい。
Dockerのネットワークについて
Dockerで作成した環境で通信を行う場合は、
自分でネットワークを作成する必要があります。
今回は、「mynetwork01」というネットワークを作成します。
ネットワークの作成と割当
ネットワークの一覧確認
以下のコマンドでネットワークの一覧を確認できます。
$ docker network ls
ネットワークの作成
では、早速ネットワークを作成しましょう。
以下のコマンドを実行してください。
$ docker network create mynetwork01
ネットワークの一覧を確認すると、
「mynetwork01」というネットワークが作成されているかと思います。
ネットワークへ接続
先程作ったネットワークへコンテナを接続しましょう。
以下のコマンドで接続ができます。
試しに、appDev01のコンテナを接続しましょう。
$ docker network connect mynetwork01 appDev01
ちなみに、コンテナが起動している状態で
ネットワークへの接続は実行できます。
ネットワークの情報確認
以下のコマンドでネットワークの情報を確認できます。
$ docker network inspect mynetwork01
確認するとContainersという項目に、
追加したコンテナの情報が記載されています。
コンテナをネットワークから切断
ネットワークから切断する場合は、以下のコマンドで実行します。
$ docker network inspect mynetwork01
ネットワークの情報を確認すると、Containersから
appDev01の情報が消えています。
devcontainer.jsonにネットワークの設定を追加する
以前の記事で紹介したdevcontainer.jsonにネットワークの設定を追加したいと思います。
以前の記事は以下です。
ネットワークの設定は、runArgsに記載します。
runArgsの部分に"--network=mynetwork01"
追加して以下にしてください。
"runArgs": [ "--name=appDev01", "--network=mynetwork01" ],
あとはいつものように起動するだけです。
起動後、docker network inspect
で確認すると
コンテナの情報が追加されているのが確認できます。
参考
以上です。