こんにちは。
本日はDockerを使用してPostgreSQLの環境を作ってみます。
概要
PostgreSQL14の環境を作成する。
コンテナの作成
コンテナの起動は以下のコマンドで実行します。
docker container run オプション image
今回PostgreSQL14の環境なので、imageの部分はpostgres:14
とします。
実際、PostgreSQL14のコンテナを起動するコマンドを以下に記載します。
$ docker container run -i -d -t -p 5432:5432 -e POSTGRES_DATABASE=mydb -e POSTGRES_USER=mydb -e POSTGRES_PASSWORD=postgres --mount type=bind,src=${PWD}/db-data,dst=/var/lib/postgresql/data --name db01 postgres:14
上記で使用したオプションについて記載します。
-i(--interactive) : 標準入力をオープンの状態にする -d(--detach) : コンテナをバックグラウンド実行する -t(--tty) : 擬似 TTY を割り当てる -p(--publish) : ポートの設定 外部とコンテナ内部のポートを紐付ける 左が外部のポート、右がコンテナ内部のポート -e(--env) : 環境変数の設定 今回はPOSTGRES_DATABASE、POSTGRES_USER、POSTGRES_PASSWORDを設定 --mount : コンテナのデータを指定の場所にマウント typeにマウントの種類(bind、volume)、srcにマウント先、dstにマウント元を指定 --name : コンテナの名称
コマンドを実行したら、以下のコマンドでコンテナができているか確認します。
$ docker container list
--nameで指定した名前のコンテナができているかと思います。
コンテナの基本操作
コンテナを操作する際、docker container list
で表示される
CONTAINER IDもしくはNAMESが必要になります。
コンテナの起動
$ docker container start [CONTAINER ID もしくは NAMES]
コンテナにアクセス
$ docker container exec -it [CONTAINER ID もしくは NAMES] bash
コンテナの終了
$ docker container stop [CONTAINER ID もしくは NAMES]
以上です。