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日々の勉強メモです。

【JavaScript】集合(Set)の生成と操作

こんにちは。
本日はJavaScriptメモです。

概要

集合ってなんなの??って話ですが、
集合は重複した値が存在しないコレクションのことです。
Mapと似ていますが、Mapのようにキーと値は存在せず
キーのみがあるようなものです。


集合の生成

new Set()で生成を行います。

let s = new Set(['a', 'b', 'c'])
for (let v of s) {
    console.log(v)
}

実行結果は以下です。

a
b
c

重複した値を設定した場合、
重複した値は無視されます。

let s = new Set(['a', 'b', 'c', 'a', 'b'])
for (let v of s) {
    console.log(v)
}

実行結果は以下です。

a
b
c


要素の追加

add()メソッドを使用することで追加できます。
複数呼び出すことで連続で追加できます。

let s = new Set(['a', 'b', 'c'])
s.add(true).add(100)
for (let v of s) {
    console.log(v)
}

実行結果は以下です。

a
b
c
true
100


存在しているか判定

has()メソッドを使用すると、指定した要素が存在しているか判定できます。
存在している場合はtrue、存在しない場合はfalseとなります。

let s = new Set(['a', 'b', 'c', true, 100])
console.log(s.has(100))
console.log(s.has(500))

実行結果は以下です。

true
false


要素を削除する

要素を削除するにはdelete()メソッドを使用します。
削除が成功した場合はtrue、失敗した場合にはfalseが返ってきます。

let s = new Set(['a', 'b', 'c', true, 100])
console.log(s.delete(100))
console.log(s.delete(500))

実行結果は以下です。

true
false



以上です。